シーバスの釣り方③where海・河口等のポイント~5W1Hで区分け・解説してみる~
シーバスの釣り方~項目別一覧~
①いつ when <シーバスの釣れる時期・時間帯>
②どこでwhere <釣れる海・河口等のポイント>
③なにを what <使うルアーや道具など>
④どのように how <投げ方やアクション等の釣りのテクニック>
今回は前回に引き続き、どこでwhere<釣れる海・河口等のポイント>の説明をしていきます。
シーバスの釣り方③where海・河口等のポイント~5W1Hで区分け・解説してみる~
シーバスはどこにいる?
シーバスの生態系は別記事にて説明しました。シーバスは基本的には、本州であればどこでも生息しています。入り組んだ運河でも釣れますし、はたまた砂浜の海でも釣れます。
環境適応能力は非常に優れたものを持っているので、河口などの塩分濃度が低いエリアでも住みかになっています。沿岸部、汽水域、岩礁帯、河口付近に広く生息しています。
シーバス釣りのポイントはどう探すのか?
恐らく、シーバスのポイント探しを行う際は『地域+シーバス+ポイント』などでネットで検索をかけるとシーバスのポイントが出てきます。しかし、季節や天候、潮回り、時間帯、タイミング等によって攻めてはいけないポイントも多く存在します。つまり、シーバスのポイントまでは調べられますが、当日そのポイントでシーバスが釣りやすい状況なのかどうかまではわかりません。
では、どうやってその日に『攻めてよし』のポイントを判別していけば良いのか?を説明していきます。
判別ポイント① シェード(陰)があるかどうか
・橋の下
・構造物がある
・船がある
・その他陰ができる障害物があるか
釣り用語で、橋の下や構造物等で陰になっている場所の事を『シェード』といいます。
釣りにいくのが朝~デイゲーム等の陽の当たる時間帯の場合はこのシェードがあるかどうかは重要なポイントになってきます。昼夜問わずシーバスはシェードに潜んでおり、狙っていくポイントになります。
このシェードになるポイントが多い所では、積極的に”ラン&ガン”で攻めていきましょう。ここでは、潮の流れがあまりない時でも攻めることができます。
判別ポイント②深場のかけあがり
かけあがりのあるポイントは、潮の流れが起きる時間帯に攻めると有効的です。特に、潮の引け目が有効的です。かけあがりとは、水深が急激に浅くなるようなポイントで、潮の流れがあるとかけあがり付近に魚が集まります。シーバスはこのかけあがり付近で捕食をしていることが多いです。潮の流れが激しくなる時間帯であればいつでも攻められるでしょう。
判別ポイント③ ストラクチャー(建造物・障害物)があるか
ストラクチャーがある付近は、潮の流れの緩急が付きやすくベイトフィッシュ(小魚)が多く潜みます。
ポイント①のシェードと若干かぶるのですが、ここではベイトフィッシュが基本的に居付いているので、捕食するシーバスがいる場合が多いです。潮の流れがなくても、昼夜問わず攻めるポイントになります。
上記3つのポイントがあれば、あなたが攻めようと思う時間帯や季節によってポイントを選びやすくなると思います。
ここを判別できるようになれれば『ポイントに行ってたまたま釣れた』から、『こういう環境下なので、このポイント・ルアーで攻めてみて釣れた』という、”狙ってシーバスを釣る”という釣果にも繋がります(^O^)
今回はここまでです。
次回はシーバスの釣り方③なにを what <使うルアーや道具など>を紹介していきます。